使い方に着目したメッシュパレット選び

メッシュパレットとは、荷物の輸送や保管に使う物流業界では欠かすことのできないお役立ちアイテムです。キャスターの付いているタイプ、付いていないタイプなど種類もあり、用途に合わせて商品を選ぶことで作業効率のアップがはかれます。ここでは、そんなメッシュパレットのタイプ別メリットや、選び方などをご紹介いたします。
メッシュパレットとは
メッシュパレットとは、金属でできた網状の板を組み合わせ、箱のような形状にして使用する輸送容器です。メッシュボックスともいいます。荷物の保管にも使われ、積み重ねて使うことで“高さ”の空間が有効活用できます。使わないときはコンパクトに折りたためるので、保管に場所を取ることもありません。
メッシュパレットには、多くのメリットがあります。
○パレット、コンテナー、ラックなど使用目的が多数ある
○作業効率アップ
○省スペース
○組み立て、折りたたみが簡単
○コスト削減
○軽くて強い
○荷物の出し入れが簡単
○転倒や荷崩れしにくい
金属や食品、書籍などの荷物を輸送・保管する際に使われ、あらゆるジャンルの物流業界で重宝されています。
キャスターの有無によるメッシュパレットの特徴
メッシュパレットには、キャスターの付いている物とキャスターの付いていない物があります。それぞれのよさがあるので、用途に合わせて選びましょう。
キャスター付きメッシュパレットはこちら
https://butsuryu-yohin.com/products/list.php?category_id=238
段積み数と移動法で決めるメッシュパレットのタイプ
キャスター付きメッシュパレットは、とにかく移動がかんたんです。押すだけで荷物が移動させられるので、フォークリフトやホイストクレーンを使う必要がありません。ただその反面、キャスターの高さがプラスされるために安定性が下がり、段積みできる高さに制限が出てきます。また、段積みした状態で動かすと倒れる可能性があるので危険です。
一方キャスターなしのメッシュパレットは、押すだけで動くわけではないので機械を使う必要があり、移動に手間がかかります。その分、安定性は高まるのでキャスター付きタイプよりも多く段積みできるのが特徴です。高さがある空間も有効活用できます。価格が安いのは、キャスターなしのメッシュパレットです。
キャスターなしのメッシュパレットを動かす方法
キャスターなしのメッシュパレットを移動させるには、フォークリフトかホイストクレーンを使う事となります。
ホイストクレーンを使う場合は荷重が偏らないよう注意し、必ず専用金具を使うこと。メッシュパレットには、フォークガイドがついたタイプもあります。フォークガイドがなくてもフォークリフトで移動はできますが、ガイドがあればしっかりと爪を差しこめるので安全性が高まります。
おわりに
それぞれの使用目的に合うメッシュパレットを選べば、より作業効率がアップします。移動の方法や保管方法をシミュレーションしたうえで、使い方に合ったメッシュパレットを導入しましょう。